使琉球録

     1606年(明・万歴34年)、夏子陽は琉球の冊封正使に任命され、命令により琉球に遣わされた。夏子陽の著作『使琉球録』には、「午後、釣魚嶼を過ぐ。翌日、黄尾嶼を過ぐ。是の夜、風急なり浪狂なり、舵は次々折る」、「水は黒水を離れ滄水に入り、必ずや是中國の界なり」とある。

使琉球録

使琉球録