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籌海図編
1561年(明・嘉靖40年)、明朝東南沿海駐屯軍最高司令官胡宗憲が監修し、地理学者鄭若曽が編纂した『籌海図編』一書には、明朝の海防と管轄の範囲に入る沿海の諸島嶼が記されている。中でも、巻一の『福建沿海山沙図』には釣魚島、黄尾嶼、赤尾嶼等が編入されており、これらの島嶼が明朝に既に中国の海防と管轄の範囲に含まれることを証明している。